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長春のイスラム食堂 [中国東北・雑記]

昨日の昼は近所のイスラム食堂で食事しました。
写真の「紅焼牛肉麺」は一杯10元(日本円で170円)、ごく庶民的な値段です。
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吉林省のイスラム教徒人口は、2010年の公式統計では11万9千人ほど(全人口の0.4%余り)、その多くは回族(イスラム化した漢民族)です。長春市内には民族自治が実施されている区域「双営子回族郷」があり、民族学校もあります。

長春の街のあちこちにはイスラム食堂があり(「清真」という表示がある)、スーパーでもムスリム向けに調理された肉が売られています。大学の学食にもムスリム向けのコーナーがあります。
イスラム食堂はムスリム専用というわけではなく、私のようにイスラム教徒以外の客も多いと思います。豚肉やアルコールのメニューがないほか、壁にはアラビア文字で書かれたポスターなどが貼られ、時間帯によっては厨房からお祈りの声が聞こえてきます。
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長春だより

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